【2回目の育休復帰】育休からの復職後に家庭をギスギスさせないためにパートナーへお願いしたい唯一の依頼事項

ワーママ生活

こんにちは、わらちかです。
間もなく2人目の育児休業も終了が近づき、職場復帰が近づいてきました。
ここでは、1人目の復職経験を踏まえて私が感じている
共働き夫婦が忙しい毎日をなるべく機嫌良く過ごすための
パートナー(私の場合は妻から夫)への唯一の依頼事項とその理由をご紹介します。

前提として、保育園のお迎えは妻が対応することがほぼ固定で
夫は残業があり帰り時間が不規になりがちな共働き家庭向けのアドバイスとなります。
(妻と夫の役割が逆の場合も当てはまります)

夫がやるべきタスク

共働き家庭で夫が毎日帰る時間が固定されていない場合に唯一夫がすべきタスクは
『妻に帰宅(見込み)時間を伝える』です。

それだけ?と思われるかもしれませんが、それだけで良いのです。
ただ帰宅見込み時間を伝えるだけとは言えど、注意点があります!

夫からの帰宅連絡がなく、イラっとした私

なぜ、帰宅見込み時間を伝えることが重要と考えるのかは、私の経験からお伝えします。

元々夫は、帰るときにはLINEで「今から帰ります」と連絡をくれる日が8割程度でした。
職場から自宅までの帰宅時間も大体わかっているので、連絡が入ってから30〜40分後には家に到着しているのが常でした。

その時に私の頭はフル回転します。
まずは、帰宅の連絡を受けて夫の食事の準備というタスクが発生します。
(温め直す作業と配膳程度ですが、そこは労いの気持ちを持って対応しています)
また、子供もパパが帰宅すると遊んでもらいたくなるので、今やっている翌日の保育園登園準備は後にしてお風呂を済ませておこう…などと計画を練り直して実行します。

普段は20:00前後に帰宅する夫ですが、この時間が早まると、
「今日は子供と一緒にお風呂に入ってもらおう!」
などと計画し、自分のタスクが軽減される・協力が得られると思い、嬉しい気持ちになるのです。

ただ、この時は年度末で帰宅時間が21:00前後の日が2週間以上続いていました。
同じサラリーマンとして、年度末は帰りが遅くなることは経験済みです。
夫も仕事を終わらせたいと頑張っている時期だから、私も残りわずかな気力を振り絞って、いつもお願いしている家事まで終わらせておこう。
そして、少しでも子供と触れ合ったり、労いの言葉を掛けてあげられるような家族時間を作れるように頑張ろうとしていました。

それなのに、「帰ります」の連絡もなしに20:00に夫が帰ってきた時、
いつもより少し早く帰ってきた夫に対して感じた思いは
「…え?」
でした。
その途端、「おかえり」の言葉は出たものの、夫の食事を温め直す事を放棄してしまいました。

夫の帰りに不満を持ってしまったきっかけ

ここで、なぜ私が夫にイラっとしてしまったのかを考えてみました。
夫の帰りが遅く、ほぼワンオペ育児が続いていたことによる疲れ・不満だけであれば、
帰宅のタイミングで気力を失うはずはありません。
夫のご飯も準備しよう!という気持ちが途切れてしまったのは、紛れもなく
帰宅の連絡がなかったことがきっかけでした。

帰宅時間の連絡が必要な理由

仕事を切り上げて保育園に子供を迎えに行った妻は、ここからも自分の中でやるべき事の優先順位を付けながら家で過ごしています。
やる事は書き出したらキリがないのでやめておきます。

1人でタスクの洗い出し・優先順位付・処理をしている中で、唯一の理解者である夫に作業の流れを止められると、報われず投げ出したい気持ちになってしまうのです。

少し大袈裟ですが、仕事の場面で想像してみてください。
<登場人物>
・一般社員の私
・同僚
・私の直属の上司
・接待が必要なレベルの上司
(直属ではなく、役員クラスのような自分よりレイヤーがかなり上の上司としたいので、ここでは社長とします)

仮に、この4名での出張があったとします。
社長は出張先で飲みに行くのがお決まりで、朝までコースの可能性もある。
けれど翌日も仕事があるので私と同僚は始発で戻らなければならないし、
何ならまだ仕事も残っている。
直属の上司は残務処理で参加できていない。
そこで今日はお酌のペースを早めて見たり、何とか上手いことお店側に退店を促してもらい、いつもより早く解散できる流れに持っていけた…!
と思ったら、退店間際に連絡もなしに「お待たせしてすみません!」と上司が合流。
すると、、、

社長:「お疲れ様!じゃあ、もう一軒行こうか!」

お分かりでしょうか?
ここで登場する社長=子供、直属の上司=夫です。
(同僚は関係なかったですが、イメージしやすくするために入れて見ました)

残った仕事を処理し、明日も何とか朝から頑張るためにあれやこれやと社長(=子供)の機嫌を損ねないように尽くしてきたのに…
テンポよくご飯とお風呂を終わらせ、早い時間に部屋の電気も暗くして眠気を誘えていたのに…

まだ遊びに付き合ってくれる人(=パパ)が突然現れたら、子供達の目はギンギラギンです。
これまでの入念な準備と細部への気配りは何のためだったのか、、、

帰宅時間の適切な伝え方

私の経験や会社の接待飲み会を例に挙げましたが、帰宅時間の連絡が家で家事・育児をしているパートナーに対していかに重要であるか分かっていただけたでしょうか。
次に、よりパートナーのためになる帰宅連絡のコツを2点お伝えします。

連絡のタイミングは帰宅準備が出来てから

帰宅連絡をする場合は、帰る準備が整ってからで構いません。
朝の内に「今日は19:00には帰るよ!」と伝えたところで、
日々の業務は流動的で急な予定変更もあるでしょう。
パソコンをシャットダウンしたタイミングで同僚から話しかけられたり、
直帰連絡を入れた直後に上司から電話で資料の修正依頼が来るかもしれません。

なので、連絡を入れる場合は会社の入り口を出た後や駅の改札を通った後、
直帰の業務完了連絡を入れて既に帰路に立ち始めた時に行ってください。
(運転中の携帯操作は絶対にしないでください!)

また、朝家を出るときに「今日は19:00には帰れるよ」と伝えておいたのに、19:00直前に「やっぱり今日は20:00過ぎます」と連絡が来たらどうでしょう。
妻のスケジュールは一気に予定変更です。
仕事でも会議の予定時刻直前に、「やっぱり1時間後ろ倒しでお願いします!」なんて言われたら、相手のことを時間泥棒呼ばわりしますよね。

帰宅見込み時間と自分のキャパを伝える

帰宅連絡をせっかく入れるのですから、より効果的な内容にしましょう。
なので、「今から帰ります!」は50点です。

「今日は○○時に家に着きそうです!」と言うように
家に着く予定時刻を連絡しましょう。
職場から家までの移動時間が分かっているから、そこまで伝える必要はないんじゃないかと思うかもしれません。
でも、これは相手への配慮と考えてください。
正直、疲れきった頭の状態だと「今から帰ります!」と言われても
「…で?」と思ってしまうこともあるのです。

なので、
「仕事終わって、19:00には着きます。
お風呂がまだなら、ご飯の前にお風呂入れちゃうよ!」
なんて連絡がきたら、肩の荷が下りて笑みがこぼれ落ちちゃいます。
また、
「19:00には着くけど、家で少し仕事したいので30分時間ちょうだい。
その後にご飯お願いします。」
と言うように、帰宅後に自分が対応しなければならないことがあれば必ず伝えましょう。

せっかく早く帰ってきたのに、家で仕事をすることを伝えていなかった場合、妻は裏切られた気持ちに近い感情になるんです…
家に仕事を持ち込むな!と言うことではなく、自分の予定や対応できるキャパシティがどの程度あるのかは、はっきり言葉にしないと相手には伝わりません。

夫へのメリットは?

事務的な連絡は、続けていくうちに慣れてくると共に面倒臭さも出て来ます。
でも、そこを続けていくことで得られるメリットもあります。

家でのタスク軽減・無駄な時間の削減になる

妻は帰宅した後に夫の邪魔をしたい訳ではありません。
と言うか、そんな無駄なことはしません。
なので、夫が帰宅後にできる事・やらなければならない事を伝えておけば、自分が無駄な作業をしなくて済むように妻のタスクをこなし、環境を整えてくれます。

仕事でも自分の仕事の進捗や抱えてる案件をメンバーに共有する事で、ほかの人の協力が得られる・巻き取ってくれる事ってありますよね。
それと同じで、お互いが同じ空間で効率よく生活できるように動いてくれるので、結果として自分がやるべきことが軽減され、家での時間も有効に使えるようになります。

きっと、無言の「どっちがやるの、この家事?」みたいな不穏な空気も流れにくくなるでしょう。

労いの言葉が返ってくる

LINEや電話で帰宅の連絡をすれば、「お疲れさま」と返信や返答が来るでしょう。
言われて嫌な気持ちにはならないですよね。
当たり前のやり取りに思えるでしょうが、この言葉を伝えること、受け取ることが大事なコミュニケーションの一つです。
家でも忙しなく時間が過ぎていくと、パートナーとの会話が減ってしまうことはよくあります。
この些細なやり取りは、共に頑張るパートナーへの大事な労いのコミュニケーションなのです。

連絡を忘れてしまった時は

仕事を終えてオフモードになっていますし、毎日こんなに丁寧な連絡をするとなると、人間誰でも忘れてしまう日があります。
そんな時は、素直に謝りましょう!
そして、翌日はしっかりと連絡を入れるようにする。
「なんで連絡くれなかったの?」と言われ、イラっとしてしまうかもしれませんが、
そこは過ぎてしまったことなので揉めることが時間の無駄です。
この返答は、妻側も気を付けなければなりませんね!

妻側の注意点

ここまでは、妻目線で夫への依頼事項をご紹介してきました。
でも、連絡を受ける妻側にも気を付けて欲しいことがあります。

自分で抱えたタスクを夫に擦りつけない

私は夫が仕事の繁忙期で帰りが遅い日が続いていた際、
「夫も仕事で疲弊しているから、家のことは私が頑張るしかない」
と気合を入れていました。
ただ、「家のことは私が頑張る」と言う目標は夫に相談した上で決めたものではなく、自分が勝手に抱えたタスクです。
それなのに、夫が連絡もなしに帰宅したことに苛立ち、いつも対応している食事の準備を放棄してしまいした。
これは、夫からすれば理由もわからず急に妻が不機嫌になったと捉え、どう対処すれば良いか混乱させてしまいます。

何でもかんでも話し合いが出来れば理想的ですが、現実はそうも行きません。
相手にイライラする感情を抱くことも損な時間を過ごすことになりますので、
「自分で抱えたタスク」が上手くこなせなくなったことを夫のせいにしないよう、
今自分が行なっている作業は、自分で決めたことなのか、夫婦で決めたことなのかを切り分けて考えられるようにしましょう。

頭で考えても整理が難しい場合は、イラっとしてしまった後にでもその日の出来事と自分がどこでイラっとしたのかを紙に書いて見ましょう。
そうすると、自分がイラっとした要因が何だったのかが分かります。
そしてその要因は、夫が夫婦のルールを守れなかったことが起因なのか、それとも自分で勝手に頑張ろうとしていたことが起因なのかが見えてきます。

 

私の中で、育児はパートナーとの2人のタスクであると認識しています。
だからこそ、相手が仕事の時間は「お互い様の精神」で出来る方が家事と育児をする
という心構えでいます。

つい、パートナーだから甘えが出てしまいがちです。
疲れた脳と体で、思い通りに進まない家事・育児をこなし続けることで、そのストレスは唯一の協力者であるパートナーに向かってしまうことも多々あります。
そうしてしまった後は、自分の行動を悔やむだけではなく、一度視点を切り替えて良い方向に進められるよう協力し合ってください。

仕事のタスクも固定メンバーで動かすと、マンネリ化や新たなチャレンジができなくなりますよね。それに、時には有給取得も必要です!夫婦だって同じだと私は考えます。
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