ワーママなのにお金を使うことに罪悪感を持つ理由とは？ -

共働きで自分も働いているのに、自分のためにお金を使うことに抵抗感や罪悪感を持つことはありませんか？

化粧水や化粧品が残り少なくなってきたとき、「年齢も上がってきたし、今より少し値段の高い商品にしようかな？」「子供が生まれる前は、もっと良い商品を使っていたのに、最近はプチプラばかり」と考えたかとはありませんか？

仕事だって頑張っているし、自分で稼いでいるんだから今より少し高価な商品にしてみよう！と思い、いざドラッグストアに行くと「ダメだ、やっぱり高い…」「これでうん千円も使うなら、家族で外食した方が…」という考えになり結局いつもと同じ、もしくはもっと低価格の商品に手を伸ばしたり、来週買えばポイント2倍だからまだ今度にしようとなったことはありませんか？

そして結局、自分の気分を上げようと買い物に来たはずが、気分が落ち込んだまま帰宅してしまう。一緒に買い物にきている夫に対して不機嫌になってしまう。時間を無駄にしたと自分を責めてしまう…

自分だって稼ぎがあるのに、なぜ自分の買い物にお金を掛けることへ罪悪感を感じてしまうのかと、その対処方法をご紹介します。

どんな時に罪悪感を持つのか？

ママが買い物で罪悪感を持ちやすいのは、こんな時ではないですか？

・自分しか使わないものを買う時（洋服や化粧品）
・1人の外食（仕事中のランチ）
・友人との付き合い

どれも、自分のために使うお金の場合に罪悪感を持ってしまいます。

なぜ罪悪感を持ってしまうのか

では、どうして自分のためにお金を使うことに罪悪感を持ってしまうのでしょうか？その理由として考えられる3点はこちらです。

・家計があるのに自分しか使わないものにお金を掛けてよいのか
・その費用を家族に使う方が喜ばれる、楽しめる
・家計の支出、節約

日々、家計のことを考え節約を意識しているのに、自分だけが日常生活で贅沢に金を使って良いのかと悩んでしまうのです。

罪悪感が家庭の空気を悪くする？その理由は？

家族や家計を思っての罪悪感であることは理解できても、それって誰かに指摘を受けていますか？そんなことにお金を使うな！と怒られたことはありますか？

急に何十万もする買い物をする訳ではなく、誰かに文句を言われてもいない。なんなら私は旦那さんから
「仕事も家のことも頑張っているんだから、自分のためにもお金を使って」
「自分に必要と思うなら、買えば良いのに！」
と言われていたのに、いざ買い物に行くと思い悩んでしまうのでした。

その結果、何気ない買い物で相手を待たせる上に気分が落ち込んで相手をイライラさせることもありました。こうなると、もっと罪悪感は増すばかりで、夫からは「何で急に不機嫌になるの？理由がわからない」と言われる始末でした。

夫や子供たちからすると、訳もわからずママが急に不機嫌になっていて、せっかく楽しく過ごしていた時間を不安な時間にして費やしてしまうのです。

私はこの罪悪感に3つの問題があると考えます。次に、この問題点と理由についてご説明します。

どんな時に罪悪感を持つのか？
なぜ罪悪感を持ってしまうのか
罪悪感が家庭の空気を悪くする？その理由は？

罪悪感がもたらす3つの問題
自分のためにお金を使うことをポジティブに考える方法
悩む時間が出費以上の損失？
それでも悩んでしまう時は

罪悪感がもたらす3つの問題

私が自分のための買い物で罪悪感を持つことで、3つの問題が生じました。

１．家族の楽しい時間を奪った
２．自分で自分の価値を下げた
３．家族のためにならない

どんな状況がもたらされたのか、自分が後でどのように感じたのかをご説明します。

１．家族の楽しい時間を奪った

買い物で急に不機嫌になったり落ち込んだりしたら、理由も知らない家族は戸惑います。自分は家族の為を思い、自分の為の買い物に悩んだり諦めたりしているので、心のどこかで少なからず家族を不機嫌の理由にしてしまうのです。
また私は、何に悩んでいるかの説明も億劫になり、どうしたいか聞かれても黙り込んでしまうことがありました。
正直、化粧水や化粧品で何を選ぼうかなんて旦那さんは興味も知識もないから、説明事態が面倒だと思ってしまいます。でもそのような態度により、家族は不安や苛立ちを感じてしまい、せっかく楽しかった時間を自分が奪ってしまうのです。

２．自分で自分の価値を下げた

例えば仕事で新しい業務や役割をお願いされた時、
「私なんかには出来ません」
「私より向いている方がいます」
と何度も断りを入れる人をどう思いますか？
周りは今のあなたに見合っている、あなたが適任だと思って依頼しているはずです。

自分にお金を使うことへ罪悪感を感じることは、このやり取りを自分の中で行っていることに似ています。
今より少し良い商品を買おうかなと思っても、
「私なんかにお金をかけても仕方ない」
「私の欲しいものにお金を使うより、子供の持ち物を新調した方が実用的で、子供も喜ぶに違いない」
と自分で自分を卑下しているのです。
今より充実感を得られるかもしれないせっかくのチャンスを自ら逃しているのです。

３．家族のためにならない

そもそも、あなたの罪悪感は誰かのためになる感情ですか？
家族の楽しい気分や時間を奪って、自分の価値を下げて、誰か救われる人はいますか？

例えば、誰に指摘される訳でもなく欲しいものを我慢しているのに、自分の都合で好きに飲み会に行ったりネットショッピングをする夫にイライラしたことはありませんか？こんな時、
「私は家族のために欲しいものを我慢して頑張っているのに、なんであなたは勝手にお金を使うの！」
と考えてはいませんか？

これって、【家族のために我慢する私】が勝手に自分でルールを決めて、誰に共有する訳でもなくルール違反をした人に怒りを感じていますよね。

だとしたら、これは家族のために欲しいものを我慢して家計を支えている自分に満足しているとも考えられませんか？
さらには自分が不機嫌な時間が続き家族の空気が悪くなったり、大事な時間を人から奪っていては、自分の罪悪感はただの自己満足とも言えるのです。

自らこんな状況を招きたいと思いますか？
そんな方はいないと思います。
なので最後に、私なりに「自分のためにお金を使うことをポジティブに捉える考え方」をご紹介します。

自分のためにお金を使うことをポジティブに考える方法

私が思う考え方は、たった１つです。

「悩む時間は出費以上の損失」である

その時間は、何よりも勿体無い時間でしかない。
もう、サービス残業していると思うつもりで極力避けます！
もう少し詳しくお話ししますね。

悩む時間が出費以上の損失？

何が損なのかより、悩む時間を短くすることのメリットから考えましょう。
その場で少し高い商品を自分のために買うことで得られるメリットを考えてみれば、パッと欲しいものを買うことが楽に出来るかもしれません。

メリット
・自分の気分が上がる
・家族が機嫌の良いママと一緒に過ごせる
・悩む時間を他のことに使える
・買ったものに愛着を感じたりして、買った後も満足感が続く
・その分稼ぐ気力が芽生える

どうでしょうか？
何十万もする買い物でなければ、悩んだり気分が落ち込むことに費やされる時間を生み出すよりも、普段より数千円を使って前から欲しかったものをパッと買ってしまった方が良いお金と時間を使えると思いませんか。

それでも悩んでしまう時は

それでも、頑張るママさんたちは家族のためを思ったり、これから必要になる教育費、家族旅行の計画だったりと貯蓄しなくちゃ！という気になってしまうでしょう。

そんな時も、悩んでいては解決しません。
悩む時間は、どうかプラスの効果が見込める行動の時間に当ててください。
具体的には、仕事と同じように数値で見える化したり、専門分野の方に相談したり、自分でお金を稼ぐことに時間を使うことをオススメします。

私が実際に行ったことはファイナンシャルプランナー（FP）への相談です。敷居が高いと思う方がいるかもしれませんが、ぜひ悩みすぎず、まぁやってみるか！の気持ちで使ってみてください。

私はFP相談をしたことで、余計な悩みがなくなりました。お金の不安はネットで調べると情報が多すぎます。万人に伝わる内容が多いので問題解決は難しく、調べれば逆に不安が増えてしまうなんてことも…ここで時間を浪費しては勿体無いです。FPに相談すれば、自分の家庭をテーマに話が進みます。自分の家庭の5年・10年・20年後と先々のプランを何パターンも確認できて、スマホで調べていた時間が無駄だったことに直ぐ気付けるかと思います。他の参加者もいないので、説明も自分のペースででできて不明点は聞きやすいというメリットばかりで、お金のプロから目から鱗の情報が得られるのです。私は住宅購入の検討をきっかけにFP相談をしました。相談した事で、希望の住宅を購入する事への不安感は無くなり、購入後も計画値がなんとなく頭に入っているため、そこまで大きな不安はなく過ごせています。なんなら私は、自分にはもっとお金の知識がだと気づき、独学でFP3級を取得しました！

私もチャレンジしたことで少しずつですがお金を楽しく使えるようになってきています。ぜひ皆さんも、ここでもあまり悩みすぎずに「とりあえずやってみるか！」の気持ちで前向きな時間を作ってもらいたいです。

・ファイナンシャルプランナー（FP）相談

FPへの相談を行ったことで、5年・10年・20年後の家計を今の4人家族で進めた場合、もし子供が増えた場合、働けなくなった場合などのあらゆるパターンで数値化してもらいました。そこで・今やるべきことがクリアになりました。
家計のことは友達や職場で相談し難いものの、周りと比べようとしがちです。
不安になってネットで色々な情報を見れば見るほど時間は過ぎて、一般的な情報だけが得られるものの自分自身の悩みは解決しない。
なんならもっと不安になってしまう…なんて経験があると思います。
この時間も損失です！
仕事でも「分からないことは分かる人に聞く」が基本であるように、ここはプロに聞くのが一番です。一般的な情報はもちろん、自分の家庭を事例にして数値化や将来の見える化をしてくれるのは、自分で一生懸命勉強するかプロに聞くしかありません。
自分達しかいない場で話を聞いてもらえるので、分からないことは質問しやすいですし何より自分の話なので理解もしやすい事がメリットです。
ちなみに私は、FPに相談をした後、お金の知識をもっと身につけたいなと思いファイナンシャルプランナーの勉強をして3級を取得しました！

1人で悩んでいても解決しないことは、思い切って相談してすることがオススメです。