こんにちは、2歳差育児中のワーママわらちかです。
普通の主婦がちっぽけな、本当にちっぽけな見栄を張りたくなってしまう瞬間を共有します。
今回は、2人以上の子育て中に、下の子とママだけで外出した時のしょうもない見栄張りたい体験です。
見栄を張ると言っても、誰にも影響を残すことなく消化不良を起こしていますので、共感してもらえる方がいると嬉しいです。
下の子とママの2人で外出する時って?
2人以上お子さんを育てている場合でも、下の子とママの2人で外出することはありますよね?
例えば病院へ連れて行く時なんかは、このご時世なので上の子を付き添いさせない(出来ない)なんて方も多いかと思います。
私の場合、次女の出産後は育休を取得しました。
育休中も長女は保育園に通っていましたので、平日の日中は0歳の次女と2人で散歩や買い物、子育て支援センターなど2人で外出する機会が多くありました。
子連れママさんが近くにいると「上の子いるんですよ」アピール
このように次女と外出した際、同じく小さな子供を連れたママさんと頻繁に遭遇します。
スーパー、病院の待合室、支援センターなどなど。
そんな時に私が取ってしまうしょうもない見栄が、
私、今はこの子と2人だから新米ママに見えるかもしれないけど上の子もいて2人の子育てしてるんで!アピール。
普段あまりしない声掛けをして、
「これ終わったら、お姉ちゃんのお迎え行こうねー」
「次女ちゃんと、お姉ちゃんの分買おうねー」
と、今は一緒にいないお姉ちゃんの存在アピール。
病院で診察券を出す時に、
「あ、こっは長女ちゃんのか」
なんて言ってみたこともあります。
誰もそんな語り掛けを聞いてないってことは分かっています。
なのに、ついつい近くに子連れママさんがいるとこんなことを発してしまうんです。
2人以上子育てしてますアピールをしたくなる理由
こんなしょうもない見栄を張ってしまう理由は、30代中盤のママだからこその要因があると思っています。
その理由を3つご紹介します。
・新米ママだと思われたくない
ママの立場になると、赤ちゃんを連れて歩くママさんを見かけた時に微笑ましい気持ちになることがあります。
その時の感情は、純粋に赤ちゃんが可愛いなと思うことに加えて
「ママさん頑張ってるなぁ、私もあんな時があったなぁ。」という想いです。
ただ昔を懐かしみ、見知らぬママさんを応援する気持ちに思えますが、
それと同時に小さなマウント意識が込められています。
見知らぬ人に「育児頑張ってるな」と思う気持ちって、自分が既に経験しているからこそ上から目線の気持ちで出てくる応援だと思うのです。
自分がこんな考えを持っているから、逆の立場になった時に見知らぬママから上から目線で励まされたくないという感情が芽生えているのです。
・誰かに尊敬されたい
2人育児に家事に仕事に、日々頑張っているけど誰も褒めてくれないのが当たり前。
だからと言って、夫に毎日褒めて欲しい訳ではありません。
心がこもっていない褒め言葉なんかより、見知らぬ誰かに尊敬された方が俄然頑張れます。
そこで対象になるのが、同じ世代の新米ママです。
私は30代前半に長女を出産しましたが、その時に街中で子供を2人、3人連れて歩くママさんは驚くべき存在でした(笑)
第一子の育児は、不安だらけで毎日が精一杯でしたので、小さな子供を2人以上連れて歩くママさんは、どんな生活をしているんだろうと想像もつきませんでした。
私には2人目なんて絶対無理!とも思いました。
そんな過去の自分がいるから、赤ちゃんを1人連れているママさんが近くにいると、自分もあの時の見知らぬママさんのように「すごいな、2人育児してるのか。」と思ってもらいたいのです。
そう思われることで、日々の辛い育児生活が少し報われる気がするのです。
若いママさんに感じる引け目
自分より若くてキレイでオシャレな子連れママさんが近くにいると、それだけで引け目を感じてしまいます。
いつ、どんな時でも、若い人への嫉妬心や引け目は男女問わず感じるものではないでしょうか?
自分も今より若い時に第一子を産んでいていまがあるの。
比べ物にならないくらいキレイでもオシャレでもないママだったけど、もう少し若い時にママになってるの。
そんな、誰にも求められていない答えを自分の中で叫び続けるのです。
会社でも中堅ポジションになる年代ですので、20代の若手社員を見て
「私だって貴方みたいなキラキラ風な時期もあったのよ」
と心の中で呟く、あの感じです(笑)
しょうもない見栄を張りたくなる感情との向き合い方
このような感情を持った時、必ず同時に「自分はなんて小さな人間なんだ」と思ってしまうのが常です。
初めの頃は、見ず知らずのママさんに気付かれもしない見栄を張りたがる自分にネガティブな感情を持っていました。
育児は誰かと比較するものじゃない、他人の視線を意識して生きて行くなんて勿体無い。
本やSNSで得られる自分との向き合い方は、このような他者比較は不要論ばかり。
もちろんその意識は大事で、私も意識するようにしています。
ただ、こんな誰にも迷惑を掛けない自分の感情には正直になって良いのではないかと思っています。
正直になるとは、時には誰かと比較して自分の方が頑張っていると思うことで、自分の気持ちを落ち着かせるということです。
同世代の方には伝わるかと思いますが、私が20代の独身会社員の頃から、こんな感情があるったっていいじゃない!と思える支えになっている歌の歌詞がありますのでご紹介します。
globeさんCan’t Stop Fallin’ in Loveの一節です。
『時には誰かと比べたい 私の方が幸せだって…!』
いいんです、誰かと比べて自分を落ち着かせる気持ちは恥ずかしいことじゃありません。
しょうもなくない!頑張ってる自分を褒めよう
子育てで日々頑張っている自分を1番見ていてくれる子供は自分のことを褒めてくれません。
評価も報酬も得られない時間を子供のために費やしているのが貴方です。
自分で体験している日常を一度紙に書き出して見てください。
これが仕事だと考えて自分が評価者の立場にあるとしたら、貴方は確実に標準以上の評価をつけるはずです。
だから、自分のことはしょうもないレベルで逐一褒めてあげてください。
できれば、パートナーや自分の親にも褒めてもらってください。
ただし、ご自身の状況を何も伝えていなければ、相手もどう貴方を褒めて良いのか分かりません。
なので、ご自身の日々の育児で行っていることを自分の口で伝えましょう。
そして、自分がたまに抱いてしまう感情を説明してください。
日々どれだけ子供のために、家族のために頑張っているかを知った貴方の周りにいる方たちは、きっと褒めてくれるに違いありません。
常に子育てに対してより良くしようと考えている中で発生する他人への小さな見栄は、しょうもない考えではありません。
とにかく自分を褒めて褒めて、少しでも良い気持ちで子育てをしていきましょう!
育児・家事・仕事、どれも頑張るママは、周りに見えないところで楽をすることも大事です。常に褒められる必要はないのです。だから、家で食べる子供のご飯なんかは、楽に良いものを使いましょう!
早い・安い・栄養バランス完璧の三拍子揃った食事を子供に与えられるなら、頑張りすぎてしまうママだって何の罪悪感もなく使えます。私も下の子がまだみんなと同じ食事だと難しい時は使っていました。家族のために何パターンも頑張って作れませんからね。ぜひ、お試し初回限定だけでもどうぞ!⬇︎⬇︎
いつだって自分だけは、自分のことを褒めてご機嫌なママでいたいですよね。共に頑張りましょう!
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